パソコンがスリープ状態に出来ない?

 パソコンでの作業中に思わぬ来客があった時などに便利な機能が「スリープ」だ。普通はパソコンの画面を閉じるだけで「スリープ」状態となる。そしてお客が帰った後にパソコンを開くと、瞬時に作業中だった元の画面に復帰してくれるという有り難い機能だ。つまり「スリープ」を使えば、他の電化製品と同じようにパソコンが、起動時間の長さというストレスなしで素早いリブートが可能となる。

 ところがwindowsのバージョンアップやリカバリーした際、この便利な機能が無くなってしまうことがある。WEB上で見つけられる解決法はあくまでも「スリープ」機能が生きているという前提のものばかりで、「無くなっている」場合はどうしたらよいかについては記述がない。ちなみに「コントールパネル」の「デバイスマネージャ」を開いて見ると、「ほかのデバイス」欄の「基本デバイス」に「ビックリマーク」がついている。

 こんな時はやむなく「休止」状態を使うことなる。「休止」の場合は「シャットダウン」した場合と同じく電源ボタンを押して再起動しなくてはならない。そして「休止」では、windwsの立ち上げ時間こそ短くなるが、各ソフトについては所定時間かかってしまう。そのため再稼働する時間は結構長いと思ったほうがよい。「休止」は「シャットダウン」と「スリープ」の中間という解説もなされているが、私はまったく違うと思う。ストレスがゼロの世界にいた者には耐えがたいからだ。

  

 こんな場合に便利なソフトが存在する。それが「Super Sleep」だ。圧縮されていないのでダウンロードしたソフトをクリックすれば自動的ににインストールされる。その後はデスクトップ上にアイコンが出来ているので、そのアイコンをダブルクリックすればよい。この状態で「スリープ」が可能となっているはずだ。作業中にパソコンの蓋を閉じると「スリープ」状態となり、開けると即座に仕事が再開できるはずだ。その後は「Super Sleep」の存在を意識することは必要なくなっている。